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213件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

金田法務大臣も、共謀罪陰謀罪が設けられているのはごく一部の犯罪にすぎない、予備罪予備行為処罰であって、合意処罰するものではない、個別に予備罪を設けても条約上の義務を担保することにはならないと何度も答弁をされているとおりです。これまでの国会審議において明らかにされた国連薬物犯罪事務所口上書からも、重大な犯罪合意罪、すなわちテロ等準備罪の創設が不可欠であることが確認されています。  

佐々木さやか

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

例えば、これまでならハイジャックチケット購入時点予備罪処罰できたのに、今回無理やり予備罪処罰できない場合をつくってしまったので穴が空いてしまっています。自民党が主張している、水道水毒物を混入する計画をして毒物を準備した場合であってもこの時点処罰できないという事例は、果たして立法事実たり得るのでしょうか。

福山哲郎

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

さらに、四十五の予備罪、準備罪があり、予備罪についても共謀共同正犯が認められており、銃刀の所持が処罰されるなど、実質的に見て、未遂よりも前の段階組織的犯罪集団の重大な犯罪を取り締まる法律は存在しており、二百七十七もの罪について計画罪を新設しなければTOC条約を締結できないことはありません。具体的な立法事実を踏まえて一つずつ個別立法対応すれば足りると考えられます。

福山哲郎

2017-06-08 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号

政府参考人林眞琴君) 法務省のホームページの記載についての言及ございましたが、法務省といたしまして、予備罪でこのTOC条約五条を満たすことができるという見解に達したことは一度もございません。しかも、今もその予備罪ではこの合意犯罪化するというこの犯罪化条約義務を履行することはできないと考えております。

林眞琴

2017-06-08 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号

次に、この条約に関して、共謀罪成立をしなければならないことが必要かどうか、いや、予備罪でこれは可能なんではないかという観点から質問をいたします。  条約の第五条においては、配付資料をお配りしておりますが、「次の一方又は双方の行為犯罪行為未遂又は既遂に係る犯罪とは別個犯罪とする。)」としております。つまり、何が要求されているか。未遂既遂以外の犯罪をつくれということです。

福島みずほ

2017-06-06 第193回国会 参議院 環境委員会 第17号

ただし、バーゼル法の方では、規制対象範囲明確化というところの具体的な中身がまだよく詰まっておりませんことと、あと十八枚目を御覧いただきまして、バーゼル法の場合にはどうしても輸出申告後の輸出既遂となってからの対応でないと、バーゼル法には未遂罪予備罪がないものですから、そこでの輸出業者がやめると言ったらもう対応が基本的にはできないということになってしまいますので、その点では隙間を埋めるのに十分かと

寺園淳

2017-06-02 第193回国会 衆議院 法務委員会 第19号

話がかわるんですが、テロ準共謀罪予備罪が、法定刑がひっくり返っている話、強盗とか幾つかあるんですが。  あれは、個人とか、何か烏合の集団予備行為よりも、組織的犯罪集団計画実行準備行為の方が危険性が高い、そういう説明はずっとされていて、理解はしているんですが、同じ組織的犯罪集団が、計画準備行為から入るのか予備から入るのか、予備から入った方が罪が軽い。

井出庸生

2017-06-02 第193回国会 衆議院 法務委員会 第19号

林政府参考人 例えば、同じ組織的犯罪集団計画をして、次に実行準備行為に至りました、さらには、現行法で言われるところの、仮に予備罪がある犯罪における予備行為というところまで行きました、こういった場合には、結局、予備罪に当たる行為をしたときにも、このテロ等準備罪計画に基づく実行準備行為というものは予備行為概念を排除しているわけではございませんので、これはテロ等準備罪によって処罰されることになります

林眞琴

2017-05-30 第193回国会 参議院 法務委員会 第15号

山添拓君 今、予備罪でも処罰できない場合があるというのが自民党資料のお話でした。予備罪というのは、危険が客観的に明らかであるということが必要なんだ、客観的に相当危険性が必要だという東京高裁の判決の御紹介でした。  これ、裏を返せば、予備罪処罰できない範囲というのは、危険は客観的に相当になっていない、実質的に重要な行為でもない、こういう場面のことだということでしょう。それを確認したい。

山添拓

2017-05-30 第193回国会 参議院 法務委員会 第15号

糸数慶子君 今回、この計画罪対象となる二百七十七のその罪の中には、既遂犯未遂犯予備罪がそれぞれ処罰されている犯罪もありますが、それ以外に、既遂犯未遂犯処罰されるけれども予備罪処罰されていない犯罪類型や、既遂犯処罰されているけれども未遂犯予備罪処罰されていない犯罪類型が多数あります。  

糸数慶子

2017-05-29 第193回国会 参議院 本会議 第27号

このように、テロ等準備罪は、テロリズム集団、暴力団、薬物密売組織といった組織的犯罪集団が関与する重大犯罪計画行為危険性に着目したものであり、その対象犯罪法定刑については、そのような組織的犯罪集団が関与しない個人行為対象となる単なる予備罪未遂罪が設けられているかやこれらの予備罪等の法定刑とは区別して考えるべきでございます。

横畠裕介

2017-05-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号

殺人予備罪につきましては、混入しようとする毒物等致死性がなければ成立をしないわけであります。また、混入しようとする毒物等致死性を有するものであっても、裁判例によれば、客観的に相当危険性を備えるに至らない段階では殺人予備罪成立しない、このように申し上げることができると思います。  それから、申しわけありませんが、こうした事例もお示しいただきました。

金田勝年

2017-05-18 第193回国会 衆議院 本会議 第26号

薬物を使ったテロ目的薬物を入手すれば、その時点においてサリン等防止法予備罪処罰が可能です。  ハイジャックテロ目的航空券を入手すれば、その時点においてハイジャック処罰法予備罪処罰が可能です。  現行国内法処罰可能なテロ事案につき、金田大臣は、処罰できない場合があるのだと、何ら説得力を持たずに強弁を続けています。  

山尾志桜里

2017-05-16 第193回国会 衆議院 法務委員会 第17号

だから、共謀罪準備罪予備罪で七十幾つある、そして暴対法関連参加罪オプションの変形みたいなものですね、そして予備罪を独立罪化しているものもたくさんあります、そして共謀共同正犯もある、共犯処罰はかなり広範に行われている、そういう法体系を見たときにこの第三オプションになるんじゃないかと言ったんですが、きょうの私の公述は少しそれとは違っていて、むしろ、共謀罪オプション、そして共謀罪というのは、合意

海渡雄一

2017-05-15 第193回国会 参議院 決算委員会 第8号

となって、オバートアクトの推進行為がまさに予備罪で可能かどうか、それは定義できないとかつて答えているんですよ。だとしたら、予備罪で可能だと思います。五条には、当該合意内容を推進するための行為を伴い、推進する行為準備行為がまさに予備罪で可能だということはあり得ると思います。共謀罪を必ずしもつくらなくていい。  

福島みずほ

2017-05-15 第193回国会 参議院 決算委員会 第8号

つまり、今現在、陰謀罪八、共謀罪十三、予備罪三十七、準備罪八、合計六十六の罪状が既に規定をされております。重大犯罪にどういうものがあるかという外務省が各国に問い合わせたものでは、スウェーデンやいろんな国も非常に限られているんですね。何が言いたいか。もう既に陰謀罪準備罪そして予備罪を入れて六十六ある。今度二百十七つくったら二百八十三個になるんですよ。

福島みずほ

2017-05-12 第193回国会 衆議院 法務委員会 第16号

林政府参考人 委員の御指摘は、テロ等準備罪成立し、また予備罪成立し、ただ、実際の計画内容である対象犯罪というものは実行の着手に至っていない、こういう御指摘のもとであると理解しておりますが、この場合には、予備罪あるいはテロ等準備罪、いずれも保護法益は同じでございますので、同一の犯罪について予備罪テロ等準備罪、双方成立するとしても、これが包括一罪という形での考え方をとっております。

林眞琴

2017-04-28 第193回国会 衆議院 法務委員会 第14号

二十五日に法務省が、テロ等準備罪対象犯罪類型別の個数という資料と、未遂予備罪(準備罪)のある対象犯罪という資料を出してまいりました。私たちは、法案審議の前提だということで、これらの資料をずっと求め続けてきたわけですが、十四日の趣旨説明から十日以上たって、ようやくその一部が出されてきたということであります。これを見てみますと大変興味深い。

藤野保史

2017-04-25 第193回国会 衆議院 法務委員会 第13号

五条全体を留保して無視するというようなことは私もできないと考えていますが、日本の場合には、既に共犯の大変広い処罰制度がございますし、ほかの国にはないような抽象的危険犯の非常に多数の処罰類型、そして予備罪陰謀罪も他国よりも広く処罰されているところがございますので、そういった制度を組み合わせることによって対応ができるし、現行法のもとでも、条約に加盟している多くの国よりは広い処罰範囲を持っていると理解

高山佳奈子

2017-04-25 第193回国会 衆議院 法務委員会 第13号

私が整合的に理解できるというふうに申し上げている理由は、しゃくし定規に五条をそのまま国内法化しようと思うと、いろいろおかしな内容、例えば、過失犯処罰しなくちゃならなくなるとか、予備罪共謀処罰しなくちゃならないとか、いろいろなおかしな点があるわけです。それがどこに矛盾が生じてくるかというのは、恐らく国によっても違ってくると思うんですね。  

高山佳奈子

2017-04-21 第193回国会 衆議院 法務委員会 第12号

私は、TOC条約条件を満たすためには、予備罪あるいはそれの共謀共同正犯などでも足りるんじゃないかという問題提起をしていたわけですけれども、それに対して金田大臣は何と答えたか。「予備罪合意処罰するものではありませんので、TOC条約上、その国内担保法としての要請を満たすものにはなりません。」とおっしゃっていますよ。  予備罪は、合意処罰すると言っているじゃないんですか。

階猛

2017-04-21 第193回国会 衆議院 法務委員会 第12号

私が比較しているのは、予備罪と今回の罪との違いを言っているんじゃなくて、予備罪共謀共同正犯と今回の罪の違いを言っているわけです。予備罪共謀共同正犯だったらTOC条約条件を満たすのではないかというふうに私は考えております。  ここは極めて技術的なところと言えなくもないので、大臣が答えられなければ次に回しますけれども、どうですか、答えられますか。

階猛

2017-04-21 第193回国会 衆議院 法務委員会 第12号

○階委員 予備罪も、複数でやる場合がありますでしょう、予備罪共同正犯という概念もありますよね。それを共同正犯でやる前に共謀がなされていた、そうすると、予備罪共謀共同正犯ということになりますね。予備罪共謀共同正犯でも、共謀プラスオプションと言われる促進する行為があったということで、私はこれでも条約条件を満たすと考えたんですね。

階猛

2017-04-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第11号

しかし、我が国においては、現行法上、参加罪は存在しない上、共謀罪陰謀罪が設けられているのはごく一部の犯罪にすぎないわけでありまして、これに加えて、予備罪予備行為処罰するものであって合意処罰するものでない上に、客観的な相当危険性がなければ処罰対象とはならないところであります。  

安倍晋三

2017-04-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第11号

○宮崎(政)委員 もう一点、水道毒物混入罪に象徴されるように、既遂のみが処罰されている犯罪がありますね、未遂罪予備罪もない。ここにテロ等準備罪を新設して、それよりも前の計画行為処罰するというのは不合理だ、こういう指摘に対しては、法務省はどのようにお考えですか。ちょっと簡潔にお答えください。

宮崎政久

2017-04-17 第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号

○階委員 準備行為には当たらないということになりましたけれども、そうすると、準備行為というのは、本当に危険性のない行為処罰する、危険性のないこういう準備行為とするというふうに大臣は言っていますけれども、危険性のない行為というのはほとんど少なくなってきて、結局、予備罪処罰するのとほとんど変わらなくなりませんか。

階猛